こんにちは。
工事部の笠原です。
先日、とあるアパートで「漏電火災警報器及び変流器」の交換工事を行いました。
これが漏電火災警報器で、
これが変流器です。
漏電火災警報器は、主に「ラスモルタル造」という工法で施工された建物に設置されており、
最近のアパート等の共同住宅では、この工法で建てられているものは少なく、比較的古めの
アパートに設置されている感じになると思います。
ですので、当社の点検等でも、漏電火災警報器の点検をする現場自体が少ない為、交換工事
となると、かなりレアな工事で、当社としては初めての内容の工事でした。
変流器は、電柱から建物に入ってくる太い電線に設置されていて、交換する為には、その太い
電線を切らなければならないので、私たちではできません。
なので、東電さんに協力してもらい、一緒に作業を行いました。
そこまで大変な工事内容ではなかったのですが、初めての事なのでとても楽しかったです!
と、言いたいところなんですが。
全く想定していなかったトラブルが発生したんです。
先程紹介した漏電火災警報器。
外側に扉型のBOXがあり、その中に漏電火災警報器が設置されているんですが。。。
扉を開けてみると、漏電火災警報器とBOXの隙間にビッシリと土を固めたようなものが敷き詰められてました。
そう、蜂の巣です。
交換する為に古いものを撤去するまでは、何も起きませんでした。
しかし撤去したあとに事件は起きたんです。
蜂が帰ってきました。
お出かけしてたんですね。
蜂の気持ちになれば、ただ家に帰ってきただけなんです。
でもそこにはあるはずの家がない。
ずーっと元家の周辺を飛び回り、離れようとしません。
僕たち工事部(中でも電気・消防メインの人たち)は、虫が嫌いです。
怖くて作業場所に近づけないんです。
普段は、現場っぽくオラオラ系でも、蜂は怖いんです。
蜂が諦めてどこかに行ってしまうのを期待し、待ってましたがダメです。
「蜂いなくなったね。よし再開しよう」
「あ!待って!また帰ってきた!」
「逃げよう」
これの繰り返しです。
仕事にならないので、蜂には申し訳ありませんが、近くのコンビニで殺虫剤を購入し、撃退させてもらいました。
蜂に罪は無いんです。心が痛みました。
そんな感じで無事作業は終了しました。
これから暑くなり虫もたくさん出ると思いますが、負けずに頑張ろうと思います。