夏バテにタコをたべる

先日スーパーマーケットのチラシに書いてあったのですが

“半夏生(はんげしょう)”という季節の言葉をご存じでしょうか。

 

あまり聞かない言葉だったので、ネットで調べてみましたら

半夏生は初夏のころに葉が白く色づく植物だそうですが、暦の上では雑節(ざっせつ)の言葉の一つにあたるそうです。

雑節とは農業などを行う際の 工程の時期を見極めるみたいな為に成立した季節の言葉で、半夏生は夏至から数えて11日目~七夕まで、「半夏生までには田植えを終えておきなさい」という重要な暦日との事でした。

他に梅雨や土用なども雑節に当たるそうです。

 

スーパーのチラシにもどりますが

地域によっては、半夏生の時にはタコを食べましょうとなるそうで

チラシには美味しそうなタコの写真が並んでました。

 

なぜタコかというと、いくつか説があるそうで

〇豊作祈願にタコをお供えした

〇タコ足の吸盤のように苗がしっかり根付くように

〇タウリンの含有量が豊富で夏バテや疲労回復に効果がある

なんかが代表的な説でした。

 

そういえば雑節の土用も、丑の日にはウナギですよね~。

 

今の季節、私はつい麺類ばっかり食べてしまうのですが

昔の人の教えにならって夏を乗り切っていきたいと思います。