「百里の道のりにおいては 九十九里まで来て道半ば」

お疲れ様です。瀬川と申します。

 

ハヤブサ2がリュウグウからのサンプルリターンを成功させましたね。

10年前のハヤブサ(1号機)の流れ星となった帰還と、その後に静かに報道された、

ハヤブサからの最後の通信画像は今も強く胸に残っています。

 

トラブルもなく(リュウグウに平らな砂地がなかったなどの想定外や、何にしろ初挑戦に変わりなかったとは思いますが)

計画通りにコツコツと成功を積み上げるお知らせに、前回の様な派手さはなかったかもしれません。

それでもその「計画通り」のすごさに、その「計画通り」を成し遂げた、

記者会見でちらっと映っていた「百里の道のりにおいては 九十九里まで来て道半ば」(だいたいこんな様な文でした)の言葉に、感動しました。

 

挑戦/夢への計画と、更に何重にも検証された計画の計画、その計画が計画通りにいかなかった場合の計画と、

どんなに限りなく成功の確率を上げて行っても「失敗」の可能性から目を背けず挑戦/夢を見続ける力にしびれました。

 

自分に向き直って日々の点検業務においても「九十九里まで来て道半ば」を胸に、心掛けて行きたいと思いました。