古本屋さんでいつも悩むのが「日本書紀」「竹取物語」と「徒然草」の棚。手に取るところまではいくのですが1ページ進まずに本棚に戻す、を繰り返してしまいます。
単語拾い繋げて、自分なりにごりごり読もうとするのですが、すぐ何が何やらわからなくなってします。
現代語訳でもいいかとも思うのですが、どうやらそもそもの時代や人物の解釈で随分違った話しになるようで、訳者がどんなスタンスなのかも気になる次第でやはりまだ購入に至っていません。
同じ日本語なのだとは思うのですが、まだまだ遠い隔たりを感じます。
なんてことを言いながら、実は点検業務での報告書でさえ未だにアレコレと悩み、上司への相談は欠かせません。
お伝えしたい客様と、伝えたい給排水設備や電気設備の不具合の内容とで悩む私は、
読みたい私と「徒然草」との関係に似ているなぁと思い、遠い目をしてしみじみしているのですが
もちろん上司から赤が入ります。
いつかサクサク報告書を仕上げ、すっと躊躇わず岩波文庫を手に取れるひとになりたいです。